日本語学校 動詞を習いました
日本で働くために
私たちの日本語・職業訓練学校では、たくさんの生徒が日本語を学んでいます。
そして、ほとんどの生徒が日本で働くことを希望しています。
日本で働くためには、それなりの日本語能力が必要です。
さて、日本語クラスではどのような勉強をしているのでしょうか。
ちょっとのぞいてみましょう。
失礼しまーす。

日本語の勉強をする生徒さん
『みんなの日本語』というテキストを使っていますね。
こちらは初級編です。
N5,N4クラスではこのテキストを使用します。
さらに、学習効率を高めるために独自の教材を使用します。
日本語とミャンマー語で書かれているので意味を確認することができます。
では、補助教材の一部を見てみましょう。

日本語クラス 補助教材
ここにあるのは、すべて大事な日本語ですね。
右側にある文字がミャンマー語です。
丸くてカワイイ文字ですが、まったく意味不明です。
文字が丸くなっているのは、昔は葉っぱに書いて意思疎通をしていたからなんだそうです。
漢字のような角張った文字は書けませんよね。
破れちゃいますので。
(諸説あります)

日本語の動詞を勉強しています。
では、日本語クラスの中に入って一緒に授業を受けてみましょう。
今日学ぶのは動詞です。
借ります
自分の物ではない、他人の物を使わせてもうらうときに使いますね。
- 消しゴムを借ります。
- 図書館で本を借ります。
- アパートを借ります。
こんな感じで使いますので、覚えてくださいね。
でも、「〇〇金融からお金を借ります。」はダメですよ。
「〇〇さんのクレジットカードを借ります。」はもっとダメですからね。
教えます
誰かが何かについて知りたいと思っていることに対して、そのことを伝えるときに使いますね。
- 駅までの行き方を教えます。
- ワインオープナーの使い方を教えます。
- ゴーヤチャンプルーの作り方を教えます。
こんな感じで使いますね。
日本に来たら、日本の人たちにミャンマー語を教える機会があるかもしれません。
そのときは、
- 私がミャンマー語を教えます。
といった感じで使ってみてください。
さらに、今の日本でこんなことが言えたらすごいことになります。
これは使い方によっては混乱を招きますので注意してくださいね。
- マスクが買えるお店教えます。
やめます
生活の中で、毎日続けていることや習慣を変えるときなどに使いますね。
- タバコをやめます。
- お酒をやめます。
- 競馬をやめます。
こんな感じで使いますね。
ちなみに、日本ではこんな使われ方もしています。
みなさんには関係ありませんが、教養として覚えておいてくださいね。
- 覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか。
覚せい剤は良くないですね。
絶対ダメですよ。
日本の芸能ニュースではたくさん出てくるので一応覚えておきましょう。
ほかには不倫なんかもたくさん出てきます。
ちょっと漢字が難しいですね。
あ、無理して覚えないでくださいね。
日本語能力試験には出ませんから。
では、最後に「やめます」のダメな使い方を覚えましょう。
「日本語を勉強するのをやめます。」
これはダメですよ。
日本で働けなくなります。
「 日本語学校 Victory をやめます。」
こんなことは言わないでくださいね。
これはもっとダメですよ。
ダメよ~ダメダメ。
絶対ダメですよー。
こんな感じで(!)、生徒たちは真剣に頑張って日本語を学んでいます(汗)。
日本のみなさま、是非一度、ミャンマーにある弊社の日本語学校にお越しください。
ミャンマー渡航前に、東京事務所が日本語学校や送出機関についてご案内いたします。
みなさまのご来校、お待ちしております。
学校名:Victory Vocatioal School
所在地:Building No.3, Room No.401, 5th Floor, Set Yone Road, Mingalar Taungnyunt Township, Yangon, Myanmar.
連絡先:+95 9 798 660392
動画・日本語学校の授業風景
授業の様子を動画で公開しています。
下記をクリックすると動画公開ページに移動します。
Author |
---|
この記事の執筆者 |
![]() |
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】 |
弊社ホームページに掲載されている記事の内容は正確であるよう最善を尽くしておりますが、内容についての一切の責任を負うものではありません。予告なしに内容の変更又は削除をおこなう場合がありますのでご了承ください。また、弊社ホームページに掲載されている内容の著作権は、原則として株式会社葵マネジメントに帰属しますが、弊社に無断で転用、複製等することは大歓迎です。著作権法をご理解のうえ、バンバン拡散してください。 |