日本語学校閉鎖中
Empty Room
私たちのミャンマー日本語学校は、本日も閉鎖中です。

誰もいなくなった教室
見てください。
だ~れもいません。
あれだけ賑やかだったのが、ウソのようです。
コロナの影響を受ける前は、ここで毎日日本語の授業が行われていました。
みんな日本で働くという夢を持って勉強していました。
それが今は…。
Gary Moore(ゲーリー・ムーア) の『Empty Room』が聞こえてくるようです。
Empty rooms, where we learn to live without love~♪
…love??
love じゃない!
love じゃなくて、日本語を学ぶ生徒がいなくなって、寂しいってこと。
こんな Empty Room はイヤだ。
早く再開したいのですが、未だミャンマー政府のゴーサインが出ていません。
5月30日には、日本語学校のあるミンガラータウンニュン地区でも8名の感染者が出たと発表されています。
ミャンマー政府の方針により、少なくとも6月15日までこの状態が続くことが決まっています。
もしかしたら、あと1か月はこの状態を続けることになるかもしれません。
弊社だけでなく、民間の日本語学校を経営しているところは大変です。
生徒からの収入がなくなる一方、建物の賃借料、講師への給与などは支払わなければなりません。
うちの学校はヤンゴンの一等地だからボディブローのようにジワジワ効いてきます。
講師の給与水準はミャンマーでトップクラスです。
今では何の自慢にもなりません。
コロナが去ったときに、弊社の財務状況が心配です。
大家さーん、家賃負けてくださーい。
そう簡単に首を縦に振るはずもなく…。
こんな状況でも、生徒のみんなは日本で働く夢を失ってはいけない。
大丈夫。
必ず学校は再開する。
再開したときは授業料をアップして、じゃなくて、みんなの日本語能力がアップするようにガンガンレッスンするからね。
だから、もう少しだけ辛抱しよう。

またみんなと勉強できる日々が待ち遠しい
そして、この教室で、またみんなで日本語を勉強しよう。
夢を叶えるために。
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この記事の執筆者 |
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西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】 |
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