ミャンマー送出機関の正しい選択

コロナの影響は甚大

私たちは、ミャンマーの送出機関と提携し、高度人材・特定技能・技能実習生への日本語教育やキャリア教育を行うことを主な事業としています。

しかし、コロナの影響により、ヤンゴンにある日本語学校では従来のカリキュラムをこなせず、キャリア教育はアナウンスをしただけでプログラムを実行できていません。

これは由々しき事態ですが、実はもう一つ問題があります。

それは、ミャンマーの送出機関と”正式に”提携できていないことです。

これについては、以前のブログをご覧いただけますと幸いです。

 

 

当然ながら、提携する送出機関はライセンスを持っていなければなりません。

しかし、私たちが提携する送出機関は、ミャンマー政府からのライセンス停止措置によって、2020年10月3日までは業務ができない状態でした。

当初の予定では、再度ライセンスが発行され、10月4日から業務が再開できるはずだったのですが、未だにライセンスが発行されていません。

これは、コロナの影響に加えて、11月8日に行われた総選挙が大いに関係しています。

選挙結果は、アウン・サン・スーチー国家顧問率いるNLD(国民民主連盟)が大勝し、アウン・サン・スーチー政権は2期目に入ることになりました。

政権の交代劇がなかったので、大きな混乱はなかったものと思われます。

しかし、困ったことに、行政機関がお仕事をしてくれません!

もう、ミャンマー労働省の大臣に一言申し上げたい。

早くライセンスを発行してくれー!

 

ライセンスが発行されていないのであれば、正式に業務提携を行うことはできません。

これはコンプライアンス(法令遵守)とかナンチャラとか言う以前の問題です。

それに、ライセンス(許可証)がなければ、私たちも日本の厚生労働省に届出をすることができません。

この届出をしないと、国外の人材を扱うことができないので困りますし、日本の監理団体様や受入企業様にもご迷惑をお掛けしてしまいます。

 

提携予定の送出機関(Immortal Friends Co.,Ltd.) の社長は、弊社のミョーさん(Myo Myint Thu)と友人関係にあることは、既にお伝えした通りです。

私としては、WEB面談をした印象がとても良かったので、是非 Immortal Friends 社と提携をしたいと考えています。

しかし、この状態がまだまだ続くとなると、アフターコロナに備えることができません。

うーん、困った。

 

もう一つの送出機関

そんな状況の中、困っている私を見かねたミョーさん(Myo Myint Thu)がある提案をしてくれました。

 

M:実は、Immortal Friends 社のライセンス発行が大幅に遅れた場合に備えて、もう一つの送出機関と提携交渉を進めています。

私:マジで!?

M:マジです。

私:しかし、そんなことしたら Immortal Friends 社に対して失礼じゃない?

M:安心してください。既に、Immortal Friends 社の Sai 社長には、このことを話して了解を得ています。私たちは親友ですから。

私:うーん、親友だからって二股を許してくれるとは思えないんだけど。

M:今の状況は、コロナの影響とミャンマーの行政機関の混乱によって起きています。私たちAOIだけが非難されることではありません。その点は Sai 社長も理解してくれています。

私:そうだとしても、案外早く Immortal Friends 社にライセンスが発行された場合はどうする?

M:そのときは、日本の会社にどちらの送出機関が良いか選んでいただきましょう。

私:選択権は日本側にあるということね。で、どんな会社なの?

M:社名は、Golden Kayin Co., Ltd で、主にシンガポールへ人材を送っている会社です。日本への送り出しの実績はありませんが、法定手数料を守ることや人材の履歴を徹底管理することなど、私たちの考えを理解してくれている会社です。

私:OTIT(外国人技能実習機構)のリストの番号は?

M:144です。社長は、Daw Tin Tin Hlaing です。写真を送りますので見てください。

 

 

 

私:(ワオ! どっちが社長なのか分からん。Tin Tin だから男かな? いやいや、そんなアホなこと言っちゃいかん。フランス語ならタンタンって読むし、女性社長ってこともあり得る。)社長さんはどっち?

M:黒シャツの方です。

私:やっぱりそうだよね。

M:は?

私:いやいや、こっちの話。この方は男性だよね?

M:女性です。

私:え?女性社長か。

M:何か?

私:いやいや、日本よりも進んでいるなと思って。えーと、OTITリストにもちゃんと載ってるね。オッケー。

M:WEB面談はいつ行いますか?

私:早い方がいいね。

M:分かりました。調整します。他に何かありますか?

私:毎回同じことを言うけど、ベトナムの送出機関みたいな会社は駄目だからね。ミャンマーの人々が過剰な負担なく来日できる道を作ることが私たちの仕事だからね。

M:大丈夫です。そこは共有できています。

私:ところで、先方の社長さんだけど、何て呼べばいいのかな?

M:WEB面談のときに、本人から聞いてください。

私:えっ!?

 

こうして、WEB面談へと話が運んでいる訳ですが、妙な緊張感があるのはなぜでしょう?

これはタモリさんの番組「タモリ倶楽部」の空耳アワーと似ているような…。

外国の言葉を日本語として聞くと、おかしく聞こえてしまうというアレです。

もちろん、逆のケースもあります。

昔、何かの本で、女優の加賀まりこさんは、イタリアで名を名乗るとヤバイことになると読んだことがあります。

イタリア語で「カガ」は、ある動詞のことだったと記憶しています。

つまり、「まりこ○○〇する。」という意味になるとか。

この〇〇〇は、加賀まりこさんに対して大変失礼なので書きません。

(いや、十分失礼だ。)

それを考えると、Daw Tin Tin Hlaing 社長の名前は大したことないように思う。

サザエさんの「磯野カツオ」の足元にも及ばない。

どなたか、イタリアの広場で「カツオ!」と叫んでみてください。

きっとその威力を思い知ることでしょう。

やれやれ、この幼稚園児並みの私の思考と感性は本当に情けない限りです。

私の頭の中が先方に知られたら、この縁談は間違いなく破談します。

Daw Tin Tin Hlaing 社長、ごめんなさい。

私って本当にバカよね。

 

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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