信念と行動の関係1

信念とは何か

信念というと、日常会話の中で「あの人は信念の人」とか「あの人は信念がない」といったように使われたりします。

これは、ある事柄について確立した認識ないし考えをいうと説明されたりしています。

人は五感を使って世界を認識しています。

どういうことかといいますと、人間の持っている視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を使って私たちが住んでいる世界を捉えています。

そして捉えたものを言語を用いて意味付けをして処理します。

私なりに信念を説明すると、人は生まれてから現在までに経験してきた「事実(捉えた世界)」とその「評価・解釈(意味付け)」を積み重ねています。

そしてこれらがプログラム化されたものが「信念」である。

今のところそう解釈しています。

 

「信念」は「価値観」ともいえるかもしれません。

ただ、「信念」は無意識の領域に貯蔵されていて日常意識することは少ないと思われます。

無意識と言うとなんだかスピリチュアルな感じがして、人によっては怪しげに感じるかもしれません。

私はスピリチュアルなものが苦手だったので怪しげな感覚はよく分かります。

脳の中でプログラム化されていると言うと、余計怪しいでしょうか?

 

ここでいう「信念」や「価値観」というものは日常意識されているものとは異なるということです。

例えていえば、九九の計算のようなものでしょうか。

九九の計算は頭を使って計算をしていないはずです。

指を使って計算もしていないはずです。

反射的に答えが出ててきます。

これは無意識に行っているのではないでしょうか。

 

いちいち頭を使っていたら疲れてしまいます。

頭を使わなければいけないことはたくさんあります。

パソコンと同じで処理できる余地を残しておかなければなりません。

なので頭を使って処理しなくてもできるものは無意識の領域に貯蔵しておく。

あとは場面によって自動的にプログラムが作動してくれます。

脳の中ではそのようにプログラム化された回路ができているのです。

人間の脳は本当に優秀です。

 

日常では「あの人は信念がある人」とか「あの人は信念がない」と言ったりしますが、信念のない人はいません。

必ず何らかの信念を持っています。

そして、その信念がその人の行動に大きな影響を与えています。

つづく

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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