ミャンマーってどんな国なの?

ミャンマーは複雑で説明が難しい

日本人の方が「ミャンマー」と聞くと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか?

アウンサン将軍、その娘でノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー女史、映画『ビルマの竪琴』。

これらは容易に浮かぶのかもしれません。

他にはどのようなことが思い浮かぶでしょうか?

地理的にどこに位置しているかご存知ですか?

 

戦争を経験したことのない若い世代の方にとっては少々難しいかもしれません。

東南アジアに関心があったり、旅行が好きでミャンマーを訪れたことがある人は、もっと多くのことをご存知でしょう。

しかし、残念ながら日本においてミャンマーに関する情報はとても少ないのが現状です。

情報があったとしてもそれはロンヒンギャ問題であったり、これらは決してミャンマーのイメージを向上させるものではありません。

 

多民族国家であるミャンマーは、過去・現在も複雑な事情を抱えていることは事実です。

歴史上、世界中の国々から背を向けられ孤立した時代もミャンマーの人々は逞しく生き延びてきました。

そして、そのことにとても誇りを持っています。

ミャンマーの人々と会話すると、個々人が歴史から培われたプライドを持っていることを感じます。

恵まれない状況であっても簡単には諦めず逆境を跳ね返してきました。

ミャンマーの人々はとても忍耐強く、誇り高い人たちだと言えるでしょう。

 

ミャンマー人の多くは敬虔な仏教徒

ミャンマーは、東南アジア諸国の中で最も人種が多様な国と言われています。

100以上もの民族に分かれているそうですが、その中でも8つの大きな民族があります。

ビルマ族、カチン族、カヤー族、カレン族、チン族、モン族、ラカイン族、シャン族の8つです。

この中の最大民族はビルマ族で、ミャンマーの人口の7割以上を占めるそうです。

ミャンマーというのは、これらの多種多様な民族の総称です。

 

ミャンマーの方とお話すると「私はカレン族です。」「私はチン族です。」とルーツを教えてくれたりします。

ミャンマーは敬虔な仏教国として知られ、全体の約9割が仏教徒であると言われています。

仏教徒が多いことが理由かどうかは分かりませんが、大都会のヤンゴンでも犯罪に巻き込まれるような雰囲気はありません。

あくまで個人的な印象ですが、繁華街を歩いていて物を取られたり取られそうになるような感じが全然ないのです。

全体的にとても穏やかな印象です。

例外的に、ヤンゴンを走る車のドライバーは全体的に「激しい」感じがします。

ハンドルを握ると人が変わってしまうのでしょうか。

でも “あおり運転” をしている人を見かけたことはありません。

 

お互い様の精神

ミャンマーと日本は、戦中・戦後ともに大きな関わりがありました。

特に戦後、多くの国々が日本に対し戦争の賠償金を要求する中でミャンマー(当時はビルマ)はいち早く賠償請求権を放棄しました。

多くを求めなかっただけでなく、ありがたいことに食糧難に苦しむ日本にお米を援助してくれました。

日本の歴史の授業では、日本が東南アジアの国々に対しODA(政府開発援助)を通じてインフラを整備してきたことを教えています。

しかし、ミャンマーが日本に対してしてくれたことを学ぶ機会はなかったのではないでしょうか。

私も知りませんでした。

ミャンマーの人と会話すると、「ミャンマーには『お互い様の精神』があるよ」と、よくこの言葉を聞きます。

困った時はお互い助け合うのが当然だと言うのです。

 

この精神は日本人にとても馴染みのあるものではないでしょうか。

ミャンマーは敬虔な仏教国として知られています。

もちろん他の宗教とも共存していますが、お互い様の精神は多くのミャンマー人が持ち合わせているように感じます。

多民族、仏教精神、寛容性、忍耐力。

これらがミャンマーを表す言葉なのかもしれません。

 

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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