外国人雇用を成功させるための秘訣2

外国人材の定着に有効な施策

採用した外国人にどうやって定着してもらうのか、多くの企業に共通した課題となっています。

当然のことですが、日本人と同じく外国人も心や感情を持っています。

日々心身ともに健やかな状態で働くことの大切さは多くの方が理解していることでしょう。

でも社員の心・感情といった心理面をケアすることを大切にしている企業はどれほどあるでしょうか。

様々な事例に触れる中で、外国人材が定着するためには心理面に対するケアやアプローチは軽視できないと考えています。

心理面といっても学問としての心理学が必要だと言いたいのではありません。

外国人が安心して働ける環境が必要であると表現すればご理解いただけるでしょうか。

労働安全衛生法に規定されているような物理的な環境だけでなく、安心という心理的な環境があることが理想的です。

 

健康経営のススメ

「健康経営」をご存知でしょうか。

これは、アメリカの臨床心理学者であるロバート・ローゼン博士が提唱したヘルシーカンパニーに由来するもので、職場における健康と人的資源に関する経営戦略上の概念です。

「健康経営」の発想では、人を「資産」と考え、従業員の健康の維持・増進を「投資」と捉えます。

従来、経営管理は企業が行い健康管理は各従業員が行うものとされてきましたが、「健康経営」では両者を統合的に捉え、従業員個人の健康と企業の収益を結びつけようとするものです。

これから企業が業績を向上させるためには、従業員一人ひとりが良好な健康状態を維持することが必要だとされています。

従業員が健康であれば会社は儲かるという論説です。

 

キャリア支援のススメ

健康経営という発想は大切な要素が多く含まれています。

ただ、全てを備えていくことには時間がかかります。

できることから始めることが得策でしょう。

では何から始めていくのか。

ここは、キャリア支援という方策を選択してみてはいかがでしょうか。

外国人が日本という土俵で働く以上そこでは国籍は関係ありません。

外国人も日本人と同じようにキャリアを築くことになります。

何を学び何を得るのか、何を目標にするのか、どのようにキャリアを築いていくのか考えながら働くことは日本人と同じく必要なことです。

バックグラウンドが異なる外国人が、日本の企業に定着するためにはこうしたキャリア支援が必要であると考えています。

何かを学び何かができるようになることは、人間が根本的に持つ幸せではないでしょうか。

ここに国籍は関係ないはずです。

国によってはキャリアという概念がないところもあります。

そもそも国民全体が共有している労働観というものが育っていないこともあります。

皆で一斉に就職活動をして、学校を卒業したら4月から一斉に就職するという発想は日本特有のものです。

ですので、働くことの意味であったり、自らのキャリアをどう形成していくのかについて考える機会を提供していくことはとても大切なことです。

トップレベルの大学や大学院を卒業した人にもキャリア支援は必要です。

優秀な働き手である前に良き社会人であるべきだからです。

それは私にも当てはまることで、専門家である前に良き社会人であるべきです。

日々勉強しながらの身ではありますが、外国人を雇用する企業が事業を継続・発展できるようにお手伝いができればと考えています。

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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