キャリアコンサルタントが教えるミャンマー人材の魅力

日本と親和性があるミャンマー人

日本政府は「開国」を選択しました。

2019年4月から改正出入国管理法が施行され、今後は外国人労働者の受け入れが加速します。

日本は本格的に多文化共生社会に進んでいくものと思われます。

 

人手不足に悩む企業は労働力確保のために外国人雇用を検討し始めています。

しかし、いったいどの国の人材を雇用すればいいのでしょうか。

特定技能に関して法務省は、海外で日本語能力試験及び技能試験を主要9カ国で行うことを発表しています。

フィリピン、カンボジア、ネパール、ミャンマー、ベトナム、中国、タイ、モンゴル、インドネシア。

この9カ国の人材は当然一人一人異なる個性を持っています。

〇〇人は□□だと一律に表現することは正しくありません。

しかし、国籍によって一応の特徴や傾向があることは確かです。

 

今回、キャリアコンサルタントがお伝えするのはミャンマー人材です。

ミャンマーは東南アジアの国で地理的にはインド、中国、タイに囲まれています。

民族的にも文化的にも陸続きのこの三国から影響を受けながら発展してきました。

100を超える多民族が暮らす連邦国家です。

 

国民の多くが仏教徒

ミャンマー人の魅力としてまず挙げられるのが仏教徒であるということです。

国民の約90%が仏教徒(上座部仏教)です。

仏教徒の子どもは、幼いころから僧院に出入りし、仏像や僧侶を拝み、日常生活の中で仏教に関わる身体的所作を習得しています。

日本では躾という意味に捉えられるかもしれません。

しかし、これは躾という意味以上のものがあります。

幼いころからのこうした習慣は、人間としての正しい生き方の指針を与えてくれます。

企業ではビジネスマンである前に、良き社会人であることが求められます。

この点ミャンマー人は高い資質を持っているといえます。

 

年上を敬う精神

ミャンマーの人たちは年上を敬います。

先に生まれた人のことは一定の敬意を持つべき存在として認識しています。

かつての日本もそうした精神がありましたが、だんだん希薄になってきているように感じます。

日本人が失った精神をミャンマーの人たちは持ち続けています。

 

助け合いの精神

ミャンマーの人たちには助け合いの精神があります。

困ったことがあれば援助の手を差し伸べます。

状況が変われば自分が困った立場になることもある。

状況は常に同じではない。

刻々と変化している。

自分の立場もいつも安泰であるわけではない。

「諸行無常」をよく理解しています。

誰かが困っていたら、誰かが助ければよい。

いわゆるお互い様の精神を持っています。

 

歴史上も助け合いの精神を見せた

ひとつ、ミャンマーという国がお互い様の精神を見せてくれたことがあります。

戦後の日本に対して。

日本は敗戦国として、関わった多くの国から戦争の賠償金を請求されました。

今もって請求権を固持している国もあります。

しかし、ミャンマー(当時はビルマ)は対日賠償請求権を放棄し、いち早く交渉を妥結しました。

多くの賠償金を求めなかったのです。

それだけではありません。

当時、食料難に困窮する日本に対しお米を無償で譲ってくれたのです。

こうした行動は、もしかしたら助け合いの精神から来ているのかもしれません。

もしそうだとしたら素晴らしい国民性です。

過去日本を援助してくれたミャンマー人を多文化共生社会の仲間に迎え入れることは両国の友好にもつながるでしょう。

日本と親和性のある国民性です。

また日本に多くの知恵をもたらしてくれるのではないか。

企業にも社会にも迎え入れたい存在であると私は考えています。

 

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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