山本五十六に学ぶ人材育成術1

山本五十六の言葉

 

やってみせ 言って聞かせて させてみて

誉めてやらねば 人は動かじ

話し合い 耳を傾け 承認し

任せてやらねば 人は育たず

やっている 姿を感謝で 見守って

信頼せねば 人は実らず

 

 

人を育てる極意が詰まっている

戦争という狂乱期に活躍した昭和を代表するリーダー、山本五十六。

彼の言葉は、現代に生きる私たちに大切なメッセージを残してくれています。

このメッセージを人材育成に生かさないのはもったいない。

ご存知の方も多いと思いますが改めてご紹介します。

 

これは会社の人材育成だけに当てはまるものではありません。

家庭内でも十分生かすことができるものです。

例えば、子供のお手伝いの場面を考えてみましょう。

夏休み期間中の子供のお手伝いです。

 

ひろし君は頑張っている

小学校2年生のひろし君は、夏休みのお手伝いとしてお父さんからお風呂を洗うことを命ぜられました。

今までお風呂を洗ったことはありません。

「どうやるの?」とお父さんに聞くと、教えてあげるからスポンジとバスマジックリンを持って洗い場で待っていなさいと言われました。

ほどなくしてお父さんがやってきました。

お父さんは教えはじめました。

でもお父さんはお風呂の外から洗い方の手順を教えています。

 

ひろし君は言われるがままにお風呂を洗っていきます。

最初は、ああじゃない、こうじゃないと言われることが多かった。

でも、なんとか一通りお風呂洗いを覚えました。

 

ひろし君は一週間ほど続けると慣れてきて今までよりも短い時間で洗えるようになってきました。

だんだん日課になってきましたが、お風呂洗いの感想についてお父さんからもお母さんからも特に何も言われませんでした。

ひろし君はこれでいいのだと思いながら毎日お風呂を洗い続けました。

 

二週間経ったある日、久しぶりにお父さんがひろし君がお風呂を洗っているところを見に来ました。

すると、お父さんは「そこはそうじゃない」「あそこはもっとああした方がいい」と指示を出します。

ひろし君は二週間ずっと同じやり方でお風呂を洗っていました。

両親から特段何か言われることもなかったのではじめに覚えたやり方でお風呂を洗っていました。

それなのに、お父さんは「このやり方ではだめだ」と言います。

一生懸命やっていたひろし君は、少しだけお風呂を洗うことが嫌になりました。

 

それでも注意されたことを直しながら毎日お風呂を洗い続けました。

お手伝いをし始めてから三週間後にまたお父さんがやって来ました。

ひろし君はお父さんから「もっとしっかりお風呂を洗いなさい」と言われました。

この間注意されたことを直そうと一生懸命取り組んでいたひろし君でしたが、お父さんの言葉を聞いてお風呂を洗うことが嫌になってしまいました。

 

ひろし君はお父さんに言いました。

「ぼくはお父さんに言われたとおりにしっかりお風呂を洗っているのに、どうしてそんなこと言うの?」と聞きました。

お父さんは「言ったとおりにちゃんとやっていないからだよ」と言いました。

ひろし君は「ぼくはちゃんとやっているよ」と言いました。

こんな会話を繰り返しているうちに、ひろし君は泣きながらお家を飛び出してしまいました。

 

さて、この親子のやり取りはどこに改善点があるのでしょうか?

 

つづく

 

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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