社会保険労務士が見たミャンマー

ヤンゴンはミャンマーの大都会だ。

人も車もとにかく多い。

東京もそうだ。

しかし当然ながら日本とは違うところがある。

ミャンマーは今成長過程にある。

発展の途上にあるのだ。

 

さて、ヤンゴンである。

移動手段は、タクシー、バス、鉄道、サイカ―である。

サイカー?

見ていただくのが早い。

サイカーとはこれです↓

 

ヤンゴン

ヤンゴン市内で活躍するサイカー。

 

サイカーは自転車タクシーである。

東南アジアでは形は違えどこのような自転車タクシーが活躍している。

語源は Side Car(サイドカー)から来ているとのこと。

自転車の横に二人分の座席を背中合わせに取り付けた三輪の乗り物だ。

利用したことはないが、500チャット(約40円)くらいから利用できるそうだ。

ここでも事前に値段交渉が必要になる。

 

ヤンゴンは自動車天国で道幅いっぱいに並んで走る。

その中でサイカーが走行する道を確保することはなかなか難しいものがある。

ヤンゴン市内では年々減ってきているそうだ。

車の数が少なくなるエリア、ダウンタウンから離れた街ではよく見かける。

サイカーのスピードは当然遅い。

先日はガリガリに痩せた初老の男性が、お相撲さんのような人を乗せているところを見た。

一瞬気の毒に思ったが大切なお客さんである。

「今日はツイてないな」なんて思いながら運転しているのかもしれない。

 

ダウンタウンでミキサー車に乗っているお兄さんを見た。

乗っているといっても運転席ではない。

ミキサーの上である。

それも走行中だ。

 

ヤンゴン

労災? そんなヤワなこと言ってたら生きていけないよ。

 

次の現場へ移動中なのだろうか。

慣れた感じである。

発展途上にある国の労働環境を物珍しそうに見てはいけない。

「いつもこうしているけど何か?」って感じなんだろう。

お兄さんにとっては普段通り業務中なのだ。

 

車に乗っていると、運転手からの視点で歩行者が見える。

走行していると脇からソロリソロリと人が現れる。

ヤンゴンでは横断歩道や信号機が少ないためこのようにして道路を渡ることはごく普通だ。

 

これは交通事故直前のドライブレコーダーの記録ではない。

交通法規を破る無法者を捉えたものでもない。

道路を横断する人の姿であって日常風景だ。

ヤンゴンではこのような風景が至るところで見られる。

 

ヤンゴン

あおり運転で車を降りてきたドライバーではありません。ただの歩行者です。

 

この環境が当たり前なのだ。

車のドライバーもさすがにぶつかりそうになればブレーキを踏むだろう。

玉突き事故になる可能性はあるが、そうした現場は未だに見たことはない。

 

日本人の視点から「危ないな~」と感じることは当然ある。

しかし、かつての日本もそうだったはずだ。

そういう時代があったのだ。

そうした時代を経て今が作られている。

 

ミャンマーはかつての日本なのだ。

これからどんどん変わっていくことだろう。

今はその成長過程を見せてくれている。

 

ミャンマーの人々を見ていると心が和む瞬間がある。

それは笑顔を見たときだ。

営業スマイルではない。

ごく自然な柔らかい穏やかな笑顔だ。

 

ヤンゴン

本日の「スマイル賞」はこちらの男性に決定です!

 

日本では、社員のメンタルヘルスが問題になっている。

働くことが辛くなってしまう人たちがいる。

もちろん私だって苦しいときはある。

そのとき笑顔は消えているだろう。

 

もし、笑顔でいる時間の長さが幸せの指標だとしたら。

自分は幸せだと言えるだろうか。

他人と笑顔を共有して、いつも笑顔でいたいものだ。

ミャンマーは、穏やかな笑顔で生きる幸せを教えてくれる。

 

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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