勝海舟の Golden Balls とミャンマーの野良犬

朝の散歩

5:30 に起きた。

早起きのように感じるが日本時間では朝の8時だ。

日本なら完全に寝坊である。

現地時間 6:00 から散歩をはじめた。

 

夜通し働いていた若者。只今売上金を集計中。

夜通し働いていた若者。ただ今売上金を集計中。

 

ホテルの近くで青年がお金を数えていた。

撮影の許可をもらってパチリ。

実は、彼は夜通し働いていた。

昨夜散歩に出たときに、彼が同じ場所でお店を開いていたことを覚えていた。

そのときはお客やら仲間がいて結構賑わっていた。

きっと売上金を集計しているのだろう。

 

しばらく歩いてから気づいた。

この辺りは野良犬が多い。

昨夜は気づかなかったが、朝だとはっきり分かる。

一見大人しそうに見えるが、油断は禁物だ。

今は朝ごはんの時間である。

いきなりガブっとやられてしまうかもしれない。

 

私は早朝のヤンゴンで、ふと尊敬する勝海舟のことを思い出してしまった。

その昔、彼は野良犬に男の大事なところをガブっとやられたとの逸話がある。

恐ろしいことに、片玉になったとの噂まである。

ウソかホントか分からないが、黄金の仏塔が輝くミャンマーに行って金玉を失って帰国するなんてイヤだ。

宿泊先のホテルの前に大きな病院があることなんて、なんの慰めにもならない。

あれは産婦人科の病院だ。

 

勝海舟先生に見習いたいところは多々あるが、こればかりは見習っちゃダメだ。

私は股間に力をいれ、野良犬への警戒を強めた。

そろり、そろりと適度な距離を取って通り過ぎた。

 

ヤンゴンのワンコたち。

ヤンゴンのワンコたち。おじさんにはあまり興味がないらしい。

 

ヤンゴンには鉄道があることは知っていた。

日本の山手線のように環状線になっている。

ホテルの近くに Shan Road 駅があったので行ってみることにした。

 

日本と比較してはいけない。

運行本数は少ない。

時刻表は一応ある。

でも期待してはいけない。

心を無にしてただ待つのみ。

そう思っていたところ、遠くから汽笛が聞こえてきた。

列車がやって来る。

 

Shan Road 駅に入ってきた列車。

Shan Road 駅に入ってきた列車。

 

ヤンゴンの環状線は電車ではない。

電気で走っているのではないのだ。

昔の鉄道のようにディーゼル車等の動力を必要とする。

この列車もそのタイプだ。

数名が降りてきた。

彼女たちは、宿泊先のホテルの前にある巨大な病院 Central Women’s hospital の看護師たちだ。

私が彼女たちにお世話してもらうことはないだろう。

たとえ野良犬に男の大事な所を襲われたとしても…。

 

Shan Road 駅で降りた女学生たち。

Central Women’s Hospital の看護師たち。たぶん…。

 

ヤンゴンは緑が多い。

早朝は朝もやがかかり、とても幻想的な風景だ。

今は乾季だというが湿度はかなり高い。

これから冬に向かって季節が進むがヤンゴンでは寒くなることはない。

冬といっても気温が20度以下になることはないのだ。

亜熱帯地方の特徴なのだろう。

 

鉄道を見ることができたことは大きな収穫だ。

しかし見るだけでは満足できない。

 

あの鉄道に乗ろう。

明日の予定が決まった。

 

つづく

 

 

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この記事の執筆者
西ヶ谷紀之 【 国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士・行政書士 】
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